日本在宅薬学会(大阪市、狭間研至理事長)は、7日の群馬・大阪会場を皮切りに、全国各地で「第4期漢方薬認定講師育成セミナー」を開催していく。これまで漢方というと、難しい中医学の理論を学ぶことが多く、難解なために途中で諦めてしまう人が少なくなかった。同セミナーは『現場で使える漢方』をコンセプトに、薬局現場で実践できる漢方を薬剤師に提供するもの。
セミナーの目的について、同学会では「漢方薬の提案により、処方薬の減薬にも挑みたい。在宅業務において医師への的確な漢方処方提案を可能にしたり、店頭ではお客様(患者)に自信を持って漢方薬を推奨できることを目指し、難しく考えず、楽しく学べる場を提供したい」とする。
各会場の日程は次の通り。時間はいずれも正午~午後5時までで、講義のほか症例検討会、質疑応答などを予定。税込み受講費用は会員・非会員共に各回2万5000円(前期がスタートした群馬・大阪会場は後期からの参加受け付けとなる)。詳細は同学会(https://jahcp.org/)
▽群馬(後期)=8月6日、9月3日、10月1日。会場は高崎市白銀町のKIホールディングス▽大阪(後期)=8月20日、9月10日、10月15日。会場は大阪市北区のファルメディコ本社▽東京=(前期)5月28日、6月18日、7月16日、(後期)8月27日、9月10日、10月22日。会場は東京葛飾区のあやせ薬局第一支店▽愛知=(前期)5月21日、6月25日、7月16日、(後期)8月6日、9月3日、10月1日。会場は名古屋市中区の栄メンバーズオフィスビル▽福岡=(前期)5月21日、6月11日、7月9日、(後期)8月20日、9月17日、10月29日。会場は田川市の薬心堂薬局伊田店。