厚生労働省は16日、大麻取扱者の取り締まりを徹底するよう都道府県に通知した。昨年11月にも大麻の管理徹底を求める通知を発出していたが、北海道で農園を経営する男性が大麻研究者免許の失効後も不正に大麻を所持し、8日に検挙される事案が発生。これを受け、改めて大麻の廃棄を実際に確認すること、大麻取扱者免許業務を適正に行うことなどを求めた。
通知では、大麻取扱者免許の失効後も廃棄報告を受けると共に、栽培地に赴いて実際に大麻を廃棄したかどうかを確認することを求めている。立入検査を行った場合は、厚労省医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課に検査に関する情報提供を求めている。
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