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第一三共ヘルスケアは14日から、外用OTC医薬品2品目を新発売する。一つはかゆみ・かぶれに効く非ステロイド型鎮痒消炎薬「オイラックスソフト」、もう一つはジェルタイプ鎮痒消炎薬「マキロンsかゆみどめジェル」である。
オイラックスは、様々なかゆみに効く「家庭の常備薬」として使用されている皮膚用薬。皮膚症状の程度に応じて使用してもらうため、シリーズとして「オイラックスA」「オイラックスPZ軟膏・クリーム」「オイラックスデキサS軟膏」をラインナップしている。
今回新発売するオイラックスソフトには、オイラックスシリーズに共通して配合されている鎮痒成分クロタミトンをはじめ、抗ヒスタミン成分、抗炎症成分、組織修復成分、殺菌成分などが配合されている。
また、非ステロイドタイプのため、幅広い年齢の人の様々な部位や、症状が広範囲に及ぶ場合にも使用できる。税込みメーカー希望小売価格は12gで840円。
一方、マキロンブランドでは、従来よりキズ薬に加えて、虫さされやかゆみに使用する「かゆみどめ」をシリーズ展開している。これまでに、貼るタイプの「マキロンかゆみどめパッチ」「マキロンパッチエース」、塗るタイプの「マキロンsかゆみどめ液」を発売しているが、今回、塗るタイプのかゆみ止めとして「マキロンsかゆみどめジェル」を新たにラインアップした。
マキロンsかゆみどめジェルはベタつかず、スーっとした使いごこちのクールタイプの透明ジェル。虫さされによるしつこいかゆみに優れた効き目を現す酢酸デキサメタゾンが配合されている。税込みメーカー希望小売価格は、20gで1050円。
なお、今回のジェルタイプの発売に合わせ、「かゆみどめ」シリーズ全体のパッケージをリニューアルし、統一感のあるデザインに変更した。