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新薬創出へコスト増大、ロシュとメルクが100億ドル超‐日本企業との体力差、顕著に

2017年10月31日 (火)

 世界のヘルスケア企業を対象にした研究開発費支出ランキングで、前年に引き続きスイスのロシュが首位となったことが、コンサルティング大手「PwC」の戦略コンサルティングを担う「Strategy&」の調査で明らかになった。研究開発費が100億ドル以上に達したのは、ロシュと米メルクの2社で、16位で日本企業トップの武田薬品と比較すると約4倍の規模に相当し、世界メガファーマとの企業体力の差が鮮明となっている。売上に対する研究開発費率では米セルジーンが39.8%と突出しており、2位の英アストラゼネカの25.6%に大きく差をつけたほか、イスラエルの後発医薬品世界最大手「テバ・ファーマスーティカル・インダストリーズ」が研究開発費で20位以内にランクインし、後発薬から新薬へのシフトも進む。

 ヘルスケア企業の研究開発費支出は全産業の22.7%を占め、産業別では第2位に位置した。前年比で支出成長率は5.9%増と増加が続いており、全産業における企業ランキングでもヘルスケア企業が20位以内に5社ランクインした。前年の7社からは減少した。


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