日本女性薬剤師会(日女薬)は今年4月から、2018年度「薬剤師継続学習通信教育講座」を実施する。同講座は全8回を1年かけて学習するもの。医学部・薬学部教授の監修によって作成されたテキストや、演習問題の解答を添削して返却する“双方向性の学習形態”などが特徴だ。最終的には日女薬認定単位を最大で31単位取得することができる。3月末まで第1次募集を行っている。
同講座では、年間送付される8冊のテキストに基づいて学習する。具体的には、▽ピル(正しく理解・正しく服用)▽食道がん(患者に合わせた四つの治療)▽糖尿病性腎症(腎障害時の薬物療法と栄養)▽統合失調症(副作用に対する患者指導)▽小児の在宅医療(現状と問題点)▽クモ膜下出血(前兆を見逃すな!)▽肥満症(肥満症予防と肥満の関連疾患)▽加齢に伴う身体の変化(3)(呼吸器系:階段の昇り降りがつらくなるとき)――となっている。
対象は男女を問わず、全国の薬剤師で、受講料は女性薬剤師会会員が1万6000円、会員以外が2万円。小論文研修講座は各回2000円。
問い合わせ先は、日女薬事務局(TEL03-3621-0489、FAX同0521、e-mail:jwpa@khh.biglobe.ne.jp)