佐藤製薬とエーザイは、経口爪白癬治療剤「ネイリンカプセル100mg」(一般名:ホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物)を27日に新発売する。適応菌種は皮膚糸状菌(トリコフィトン属)で、爪白癬を適応症とする。
同剤は、活性成分であるラブコナゾールの生物学的利用率を向上させたホスラブコナゾールL-リシンエタノール付加物を有効成分とするエーザイ創製の抗真菌薬。佐藤製薬が約20年ぶりの経口爪白癬治療剤として、承認を取得した。販売は佐藤製薬、情報提供活動は佐藤製薬とエーザイの共同で担う。
佐藤製薬は、2016年には爪白癬治療剤「ルコナック爪外用液5%」を発売しており、今回のネイリンカプセルの上市により、外用剤と経口剤の両剤を提案することが可能となる。