総合感染対策ブランド「イソジン」を展開するムンディファーマ、シオノギヘルスケアの両社は、イソジンで初めての“無色透明タイプ”で、爽やかな風味のうがい薬「イソジンクリアうがい薬」(指定医薬部外品)を今月から新発売した。子供から高齢者まで幅広い層が利用できるよう、アップル風味(販売名イソジンクリアうがい薬A)と、マイルドミント風味(イソジンクリアうがい薬M)の2種類のフレーバーを揃え、いつものうがい習慣に同品をワンプッシュするだけで、のどや口腔内を殺菌・消毒・洗浄できるほか、口臭も除去できる。
これまで「イソジンうがい薬」は、有効成分ポビドンヨードによる口腔内およびのどの殺菌・消毒・洗浄、口臭の除去の効果に対する信頼感から、発売から55年以上にわたって多くの家庭で親しまれてきた。新製品の「イソジンクリアうがい薬」は、ポビドンヨードの特徴である「色」や「味」「香り」に抵抗感のある人や、水のみでうがいをしている人向けに投入された。
100mL中に、有効成分としてCPC(セチルピリジニウム塩化物水和物)250mg、グリチルリチン酸二カリウム250mgを配合(このほか添加物としてエタノール、L-メントール等を含有)しており、これまでにない“無色透明”と“爽やかな風味”のうがい薬。容器も透明ボトルを採用している。家族で使いやすいアップル風味と、苦みのないマイルドミント風味があり、いずれも内容量200mL(約200回分)で税別希望小売価格1280円。
このほか、ツインノズルスプレーで、のどの患部に直接ポビドンヨードが届き、のどの痛みやはれに効く「イソジンのどフレッシュ」(第3類医薬品)の個装を変更している(容量、価格、成分・分量等は従来通り)。刺激感のない爽やかなクリアミント風味で、電車の中や雑踏など外出先に携帯できる手軽なイソジンシリーズの製品であり、今回パッケージに効能・効果を大きく表示すると共に、のどに直接スプレーするイラストを配するなど、より消費者に分かりやすい訴求にリニューアルした。
感染症への対策には、うがい、手洗い、マスクの着用や衛生環境を保つなど、様々な手段を実践し、感染リスクを低減することが有効といえる。中でも、口から菌やウイルスの侵入を防ぐには、殺菌・殺ウイルス効果のあるうがい薬を使用し、口腔内およびのどを殺菌・洗浄することが重要。今回、イソジンに新たな製品を加えたムンディファーマ、シオノギヘルスケアの両社では「今後も時代や消費者のニーズに寄り添いながら様々な感染対策製品を提供し、日本の感染対策に貢献していきたい」とする。