キッセイ薬品は、7日付で医薬営業本部の組織変更により、現行の12支店から10支店に再編成し、2025年の地域包括ケアシステムに対応してエリア戦略の立案・推進を強化する「エリア戦略室」を新設したと発表した。
医薬営業本部では人口統計などを考慮し、1支店当たりの人口カバー率を一定以上にすると共に、管轄地域の市場特性を見据えた戦略を着実に立案・推進するため、現行12支店を10支店に再編成することを決めた。京都支店を解消し、石川・富山・福井の3県を東海北陸支店の管轄とし、京都府・滋賀県を関西支店の管轄にする。さらに広島支店と高松支店を統合し、中四国支店を設置する。
さらに管轄地域の医療提供体制や市場動向に応じたエリア戦略の立案・推進を強化するため、営業所単位で支店スタッフが支援する形から、支店内に「エリア戦略室」を設置し、広い視点で戦略を立案する。