セルフメディケーション推進協議会(SMAC)は13日、仙台市内で学術フォーラム2018を開いた。シンポジウム「わが国の医療に貢献するかかりつけ薬剤師および健康サポート薬局の充実を目指して」では、行政、地域薬剤師会、チェーン薬局、県薬剤師会それぞれの立場から、かかりつけ薬剤師・健康サポート薬局の取り組み状況や課題が話し合われた。総合討論では、まだ地域住民の薬局薬剤師の役割についての認識度が低く、薬剤師会や個別薬局でもっとその役割をアピールする必要性を確認した。
行政の立場からは、福島県の木村隆弘薬務課長が講演。行政は様々な計画に携わっているが、保健福祉分野の中心は医療計画と高齢者福祉計画であり、超高齢社会に突入しているわが国では、保健医療制度を持続することが課題となっており、その中でセルフメディケーションは、医療費の伸びを抑える意味からも重要になっていると指摘した。
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