薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会の安全対策調査会は5日、田辺三菱製薬の過敏性腸症候群改善薬「トリメブチンマレイン酸塩」(製品名:セレキノンS)について、要指導医薬品から一般用医薬品の第1類医薬品に移行して販売しても差し支えないと結論づけ、リスク区分を引き下げることを了承した。
要指導薬から一般用に移行する場合、製造販売後2年以降に企業が提出する中間報告をもとに、一般薬として販売していいかどうかを判断するためのリスク評価を行うことになっている。今回、企業から提出された製造販売後調査の中間報告を踏まえ、調査の終了が見込まれる過敏性腸症候群改善薬のトリメブチンマレイン酸塩について、一般薬として販売していいかどうかリスク評価を行った。
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