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【基盤研】06年度の新規課題を選定‐期待される画期的新薬への展開

2006年7月6日 (木)

 医薬基盤研究所(理事長:山西弘一氏)は、「保健医療分野における基礎研究推進事業」の2006年度新規採択研究課題20件を決定した。対象となる研究は3分野で、医薬品等の開発につながる可能性の高い課題が選定されている。

 採択された。プロジェクト名と総括研究代表者、研究費配分予定額は次の通り。

 【第1分野】:論理的創薬(インシリコ創薬)技術を活用したリード化合物の同定や最適化など、効率的な創薬手法の確立に向けた新たな医薬品の開発研究

 ▽HIV”1複製を阻害する低分子化合物の開発と、それをプローブに用いた分子イメージング技術によるウイルスの動態解析:間陽子(理化学研究所)、7500万円
 ▽インシリコ創薬技術を活用した転写因子阻害作用を有する新規抗癌剤の創製:浅井章良(静岡県立大学)、7000万円
 ▽Rasとその支配するシグナル伝達系の機能阻害を分子標的とした抗癌剤の開発:片岡徹(神戸大学)、8500万円
 ▽論理的創薬による蛋白質立体構造制御法の確立と、プリオン病治療薬開発への応用:桑田一夫(岐阜大学)、8000万円
 ▽HGF”Met受容体系を標的とするインシリコ分子創薬研究:松本邦夫(大阪大学)、7500万円

 【第2分野】:これまでに治療等の手段がないか、あるいは既存の治療薬等が十分に開発されていない領域等における診断、治療、予防を目的とした新たな医薬品・医療機器の開発研究

 ▽組織損傷の分子機構の解明と、それに基づく新たな治療法の開発:裏出良博(大阪バイオサイエンス研究所)、7500万円
 ▽セマフォリンを標的とした多発性硬化症治療と診断キットの開発:熊ノ郷淳(大阪大学微生物病研究所)、7000万円
 ▽C型肝炎ウイルスの複製を制御する宿主因子を標的にした抗ウイルス剤開発に向けた研究:小原道法(東京都臨床医学総合研究所)、7000万円
 ▽インテリジェントナノDDSを利用した急性心筋梗塞に対する次世代型血栓溶解療法の開発とその臨床応用:斎藤能彦(奈良県立医科大学)、6500万円
 ▽腎炎治療分子標的医薬の開発:辻本豪三(京都大学)、7500万円
 ▽神経細胞死抑制因子を応用したアルツハイマー病治療法の開発:松岡正明(慶應大学)、5000万円
 ▽イムノビーズによる便中大腸癌細胞の分離と大腸癌分子診断の実用化研究:松村保広(国立がんセンター東病院)、7000万円
 ▽パーキン遺伝子を用いた家族性・孤発性パーキンソン病に対する遺伝子治療:水野美邦(順天堂大学)、7000万円
 ▽チオレドキシンによる急性呼吸器疾患新規治療法の開発:淀井淳司(京都大学ウイルス研究所)、7000万円

 【第3分野】:独創的な発想に基づく創薬プロセスに関して、37歳以下の若手研究者が単独で行う研究

 ▽心不全病態形成機構の解明と心筋ストレッチ反応是正に基づく新規治療法開発:有村卓朗(東京医科歯科大学難治疾患研究所)、1000万円
 ▽成体の精巣からES様多能性幹細胞を樹立する方法の確立:篠原美都(京都大学)、1400万円
 ▽活性化ミクログリア由来のグルタミン酸を特異的に抑制する新規神経変性疾患治療薬の創生:竹内英之(名古屋大学環境医学研究所)、1600万円
 ▽G蛋白質共役型受容体を介した心臓線維化のメカニズム解析と創薬への展開:西田基宏(九州大学薬学研究院)、1600万円
 ▽制御性T細胞による免疫抑制メカニズムの解明とその免疫疾患治療への応用:堀昌平(理化学研究所)、1400万円
 ▽精神疾患モデルマウスの脳のシステムズバイオロジー的解析による精神疾患治療薬の創薬ターゲットの探索:宮川剛(京都大学)、1400万円




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