第一三共とグラクソ・スミスクライン(GSK)は、ワクチン合弁会社「ジャパンワクチン」を解散すると発表した。インフルエンザワクチンやMRワクチンなどを販売してきたが、皮内投与型季節性インフルエンザワクチン「VN-100」の開発中止や小児用の乾燥ヘモウイルスb型ワクチン「アクトヒブ」の販売提携の終了など事業環境の悪化に伴い、両社それぞれの事業展開が最適と判断。解散後の製品販売企業については現在検討中。
ジャパンワクチンは、第一三共とGSKの折半出資によって2012年に設立。両社のワクチンの臨床開発や営業機能を担い、小児用ワクチンを中心に感染症予防ワクチンの開発・販売を手がけてきた。
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