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【薬学教育協議会・18年就職調査】「非就職」「未定」減少に転じる‐増加は一服も、依然高止まり

2018年11月19日 (月)

 薬学教育協議会は、「2018年3月薬系大学卒業生・大学院修了者就職動向調査」をまとめた。6年制薬学部73大学(74学部)の卒業生の進路は、薬局が最も多く、ドラッグストアなどの一般販売業を合わせると就職者は4割以上を占めた。一方、無給の研究生などを含め「就職しなかった」学生の総数は1536人と昨年度の1775人から大幅に減少。このうち、非就職者と未定者の合計も1374人と昨年の1550人から減少し、改善が見られなかった“就職しない”学生の増加に歯止めがかかったようだ。また、新卒者のうち第103回薬剤師国家試験を受験しなかった学生も973人と昨年の1342人から大幅に減少し、憂慮される事態は一息ついた格好となった。

表:2018年3月 6年制学科卒業生就職状況(薬学教育協議会調査一部改変)

 調査は、6年制第7期生を輩出した薬系大学をはじめ、全国の国公私立薬系大学73大学(74学部)から回答を得た。6年制卒業生の総数は9579人と、最多となった昨年から54人の減少に転じた。男女別に見ると、男性が3679人、女性5900人だった。


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