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アスタキサンチンやコエンザイムQ10に続く、サプリメントや化粧品の新成分として、サーモンオバリーペプチド(SOP)が注目されているが、同成分を高濃度に配合した初の美容ドリンクが、協和薬品(富山市)から発売された。商品名は「プラ・オーシャン」(栄養機能食品)で、天然SOPのほか、ビタミンB群、ビタミンC、ヒアルロン酸、コラーゲン、コンドロイチンなどの美肌成分も配合し、きれいと元気をサポートする。
新たな抗酸化物質として注目されるSOPは、鮭のスジコを包む皮を精製して作られるもので、複数のアミノ酸によって構成されている。「プラ・オーシャン」による数々のモニター試験では、美肌効果や疲労回復だけでなく、女性ホルモンのバランスを整えたり、自律神経を整える可能性も示唆された。
新たなプラセンタ様物質のSOPは、豚など哺乳類由来のプラセンタに比べて安全性が高く、低分子のため速やかに吸収されるのが特徴。同品は、北海道産の鮭から抽出されたSOPを1本(50mL)に200mgと、高純度・高濃度に配合している。1日1本の摂取が目安で、税込み希望小売価格は420円。
協和薬品は“薬の富山”で培った技術力と、医薬品に準拠したGMPによる製造・品質管理の下で、35年にわたりドリンクやサプリメントなどを製造販売してきた実績を持っており、厳選した安全性の高い素材のみを使用し、今回の「プラ・オーシャン」が開発された。なお、原料のSOPは北日本化学(札幌市厚別区)が生産、供給している。