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キリンホールディングス、ヤクルト本社の共同出資で設立され、健康・機能性食品事業を展開するキリンヤクルトネクストステージ(東京都江東区)は、好評の「元気な畑」青汁シリーズの新商品として、国産の大麦若葉にこだわった「私の青汁」を、5月20日から全国のドラッグストア、薬局・薬店で新発売した。
大分県国東半島の契約農家だけで栽培し、朝摘みした大麦若葉を使用。自社工場で生葉搾り製法(洗浄、摩砕・搾汁、濃縮、乾燥・粉末)により製品化したもの。鮮度にこだわり、大麦若葉の生産から商品化までを、一貫して国内(国東半島)で行い、農薬や化学肥料を使っていない安心・安全さも特徴。2杯(8g)分で、ビタミン群やカルシウムなどのミネラル類と、食物繊維2・4gが摂取できる。
独自製法により、のど越しの良さと独特の臭いや苦みを抑え、食事にも合うスッキリとした飲みやすさを実現した。ホットでも楽しめる。摂取の目安は1日102杯。4gを約100mLの水などに溶かすだけで、毎日手軽に味わえる。
ターゲットは、既存のユーザーおよび青汁に興味や関心のある50代以上のシニア層が中心で、野菜不足を感じている幅広い層にアピールしていく。アイテムは、▽気軽に試せるトライアルサイズ(85g、税込み希望小売価格1050円)▽外食や旅行にも携帯しやすい分包タイプ(4g×30袋、1575円)▽たっぷり50杯分を家族で楽しめるレギュラーサイズ(200g、専用スプーン付き、2100円)――と、用途や生活スタイルで選べる3タイプがある。
同じく20日から、大分県国東半島の契約農家が農薬・化学肥料未使用で育てた国産ケールを使用した「まろやかケール」についても、飲みやすくすると同時に、パッケージデザインも新たにリニューアル発売した。4・5g×30包入り2625円、同60包入り4200円。
また、血圧が高めの人に適した特定保健用食品「ブナハリ茸」について、発売中のレギュラータイプ30袋入りを、手軽に試してもらえる小容量サイズ(7袋、1029円)を新発売した。今春から特定健康診査・特定保健指導が始まり、特に40代以上の生活者の健康意識がさらに高まると想定されるため、キリングループの独自素材である「ブナハリ茸」のラインナップ強化を図る狙い。
【テルモとの共同キャンペーンも】
なお、この「ブナハリ茸」を景品としたテルモとの共同キャンペーンを、9月末まで展開する。テルモが家庭用電子血圧計発売20周年企画の第2弾として行う「血圧チェック&コントロール・キャンペーン」であり、テルモの血圧計を薬局・薬店、ドラッグストア、家電量販店で購入し、アンケートに回答した全員に、「ブナハリ茸」(7袋)がプレゼントされる。