エーザイは、癌や神経領域の創薬や予防、医療サービスで革新的な技術を持つベンチャー企業に対する投資事業を開始したと発表した。まず東京で事業を進め、第1弾として医療・介護のICTシステムに強いベンチャー「アルム」と資本業務提携契約を結んだ。デジタルヘルスのスタートアップ企業やバイオベンチャーが活性化している米ケンブリッジや米サンフランシスコでも展開し、投資地域をグローバルに拡大していく予定。3拠点で年間30億円をメドに5年間、総額150億円以内で投資を行う。
エーザイは、神経疾患、癌を重点領域に新薬創出に取り組んでいるが、今回新たに投資事業を開始した。自社の研究所を創薬の中核としながらも、既存の創薬拠点との相乗効果を図るため、外部の創薬シーズを獲得するオープンイノベーションも推進する。
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