薬剤師業務支援講座
日時
2019年11月10日(日)13:00~16:10(12:50~受付)
場所
町田市文化交流センター5F会議室 サルビア(旧ぱるるプラザ)
〒194-0013 町田市原町田4丁目1番14号 電話042-710-6611
JR横浜線「町田駅」町田ターミナル口直結 小田急線「町田駅」西口から徒歩5分
テーマ
糖尿病の治療
プログラム
・講演1 糖尿病治療の新潮流 ~薬物治療を中心に~
・講師 吉原 彩 先生 東京都立墨東病院内科 13:00~14:30
わが国の糖尿病患者は年々増加しており、糖尿病および糖尿病の可能性が否定できない人は国民の約25%にのぼる。糖尿病治療は、食事療法、運動療法が治療の基本だが、薬物療法が必要になるケースは多い。糖尿病の薬物療法はビグアナイド薬、チアゾリジン薬、グリニド薬、SU薬、DPP4阻害薬、αGI薬、SGLT2阻害薬、GLP1阻害薬、インスリンをその患者の病状や生活環境にあわせて組み合わせて行っていくが、近年糖尿病の薬物療法は大きく変わりつつある。2009年にDPP4阻害薬、翌年にGLP1製剤が発売されて以降、これまで最も処方量の多かったSU薬は大幅に使用が減少し、DPP4阻害薬がそれに変わるという大きな変化があった。また、2014年に登場したSGLT2阻害薬は、心血管、腎疾患の一次および二次予防効果が示唆されており、今後さらに糖尿病治療が大きく変化する可能性がある。本講演では、変化しつつある糖尿病治療について薬物治療を中心に解説する。
・講演2 糖尿病治療薬の特徴と使い分け ~糖尿病ケアにおいて薬剤師に何ができるのか~
・講師 服部 芳規 先生 日本赤十字社医療センター 14:40~16:10
糖尿病領域の服薬指導において、その薬が処方されている理由を患者と共有することは、アドヒアランスを保つ重要な要素の一つとなり得る。新規作用機序の薬も開発され、糖尿病薬物療法の選択肢が広がりつつある中、薬剤師は薬理作用のみならず、薬の適切な使い分けも背景知識として身に付けた上で、患者指導にあたるべきではないだろうか。そこで前半では、病態や血糖値の推移に応じた使い分けの面から、各薬の特徴を整理していく。
また後半では、糖尿病患者への関わり方について、病院でのチーム医療の現状に触れながら話をしたい。糖尿病患者のより良いサポートができるよう、我々薬剤師に何ができるのか、考えるきっかけとなれば幸いである。
・質疑応答
主催
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾
認定単位
薬剤師認定制度認証機構CPC(G12平成塾)2単位
(研修センターなど他の機関との併用できますが、各団体により併用許容割合が異なります)
申込方法
ゆうちょ銀行備え付けの払込取扱票に『11/10受講料』、お名前、ご住所、緊急の際の連絡電話番号を明記の上受講料2,000円をお払込みください。
郵便振替口座番号:00180-0-324854
加入者名:一般社団法人昭薬同窓会・平成塾
参加料振込締切:2019年11月8日(金)(11/5以降お振込みの場合は振替受領証をお持ちください)
※ 振替受領証は申請時に必要になりますので保存しておいてください
※ 受講申込は受講料の振込をもって受付終了となります。
※ 11/5以降お振込の方はゆうちょ銀行からの連絡が間に合いませんので出席の旨メール又はFAXで事務局へ事前にご連絡ください。連絡先は下記↓
主催/お問い合わせ
一般社団法人昭薬同窓会・平成塾事務局(平日PM12:00~16:00)
TEL 042-722-5750 FAX 042-721-1295 mail:alinfo@shoyaku.net
詳細は昭薬同窓会サイトでもご覧になれます http://www.shoyaku.net