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東京都は、ステロイドを含有する不良化粧品が発見されたことを公表した。化粧品基準では同成分の配合は認めておらず、健康被害発生の恐れがあるため、都では注意を呼びかけている。
薬事法違反の製品名は「NOATO(ノアート)クリーム」(クリーム乳液類)で、輸入元は米国、製造販売元はラバンナ(東京都新宿区:南原貴裕代表取締役)。販売先は26カ所(販売代理店)で輸入数量4万個、発売数量は5691個。今年3月18日07月15日の間に発売され、在庫数量は3万4309個。
都の健康安全研究センターで検査したところ、プロピオン酸クロベタゾール(副腎皮質ホルモン)を0.049%検出した。同成分は、副作用として皮膚萎縮、毛のう炎などの健康被害が発生する恐れが否定できない。そのため都では、使用中止および健康被害が疑われる場合には、医療機関を受診するよう呼びかけている。
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