グラクソ・スミスクライン・コンシューマー・ヘルスケア・ジャパンは、花粉症などの季節性アレルギー性鼻炎症状に用いる要指導医薬品の鼻噴霧用ステロイド薬「フルナーゼ点鼻薬」(季節性アレルギー専用)を発売した。
医療用成分のフルチカゾンプロピオン酸エステルを日本で初めてOTC医薬品にスイッチした製品となる。
フルナーゼ点鼻薬は、1日朝夕の2回、左右の鼻腔に各1噴霧ずつ使用することで、花粉症の3大症状であるくしゃみ、鼻みず、鼻づまりに対して効果を発揮し、その効果は24時間持続する。
また、皮膚・粘膜で抗炎症効果のあるステロイド剤として効果を発揮する一方で、体中に薬剤が吸収された時に素早く分解されることから、全身への影響が少ないことも特長である。
さらに、有効成分のフルチカゾンプロピオン酸エステルには眠くなる作用を持たないため、判断力や集中力の低下による日常生活への影響や制限もなく、花粉症に悩む多くの生活者に適したOTC医薬品となっている。
容器については、鼻粘膜に直接作用するマイクロミスト処方となっている。鼻腔を刺激する痛みを軽減し、手にフィットしやすい構造で、初めて使用する場合でも正しく噴霧することができる。
税抜き希望小売価格は1580円。