国内バイオベンチャー「デルタ・フライ・ファーマ」(DFP)の江島清社長は15日に都内で開催した決算説明会で、開発中の急性骨髄性白血病(AML)治療薬「DFP-10917」について、「現在、米国で第III相試験を実施中であり、2022年度までに米国での上市を目指したい」と述べた。今後の成長戦略についても言及し、「22年度以降は、現在保有している開発品目を毎年上市させたい」と語った。
DFPは、新規抗癌剤の開発に特化したベンチャー企業で、10年に設立した。既存の抗癌剤に高分子技術やドラッグデリバリーシステム技術などを応用した改良製剤の開発を進めている。
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