医療者の負担軽減・働き方改革推進に関する2018年度診療報酬改定の影響を検証した19年度調査の報告書がまとまった。医師に対する調査では、病棟薬剤師の配置によって負担軽減や医療の質向上に効果を実感したとの回答が9割以上を占め、病院における薬剤師の貢献を裏づける結果となった。
医師に対する調査結果のうち、病棟薬剤師の配置状況を見ると、配置している施設は全体の68.9%と約7割に達し、配置していない施設は30.8%だった。病棟における薬剤師の関与状況については、「退院時の薬剤情報管理指導」78.4%、「投薬歴や持参薬など、患者からの情報収集」71.7%の順に、薬剤師が主体的に関与している割合が高かった。
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