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◆エコロジーという言葉が定着して、既に長い時が経った。地球温暖化問題は、人類の子々孫々だけではなく、地球上のあらゆる生命体の生存に影響を与える天体レベルにおいても最大で喫緊の課題だ
◆二酸化炭素削減が全世界で叫ばれている中、文明国日本の都市部では、夏カゼを引きそうなくらい、電車や会社は言うに及ばす、ドラッグストアなども含めた店舗では、ガンガンに冷房が効き過ぎているのが現状だ
◆一方、最近ではすっかり市民権を得たメタボリック・シンドロームだが、これは先進国以外の人間や動物にはあり得ないもので、飽食と運動機能を無視した結果、出現した輩である。迫り来る「エコ」と「メタボ」の対策は、言ってしまえば人間だからこそ招いた産物ともいえる
◆温暖化対策も内臓脂肪への対策も、それを生み出した人間にしか解決策は見出せないし、実現も不可能である。人間の英知と行動で、解決できると信じるしかない。あいだみつお氏ではないが、「人間だもの」できると。まずは、身近でできるエアコンの適正温度設定と、適度な運動の習慣化から取り組んでみてはどうだろう。
