
ロート製薬の山田邦雄会長(中央)と鈴木英敬三重県知事(左)らが立地協定を締結
ロート製薬は、主力生産拠点の上野テクノセンター(三重県伊賀市)に新しい工場棟を建設する。化粧品の「肌ラボ」シリーズなどスキンケア商品を中心とした需要増に対応するため、生産能力を現在の1.5倍に引き上げる。人工知能(AI)やIoTなどを活用し、生産効率を高めるスマート工場を建設する。投資額は約90億円。11月に着工予定で、2022年9月の稼働を予定している。
このほど津市内で開いた立地協定書締結式で、山田邦雄会長は「スキンケア商品が順調に伸びており、自社生産できる量を少しオーバーするようになったため、思い切って新工場を設立しようということになった」と説明。「今のAIやIoTの技術をふんだんに盛り込んだ新世紀未来型の工場にしたい」と意気込みを示した。
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