厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、6日からPCR検査の保険適用を開始した。6~70歳で3割負担の患者が、検査機関に検体輸送の必要がある医療機関で検査を受けた場合は5850円の負担となるが、検査費用は患者本人に求めない。都道府県に対しては、検査の実施体制の把握・調整を円滑に行うため、医療機関関係者で構成する会議体を設置した上で、域内で検査を効率的に実施できるよう対策・方向を検討することなどを求めた。
6日以降に実施した診療分から保険適用対象となり、検査機関に検体輸送の必要がある医療機関は1万9500円、施設内で検査可能な医療機関は1万5000円に設定した。
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