
「ペラックT錠」
第一三共ヘルスケアは10日、喉の痛みや腫れを飲んで治す治療薬「ペラックT錠」(第3類医薬品)に、大容量の包装規格として54錠を追加発売した。
同社調査によると、対象者920人のうち1年間にかぜ以外で喉の痛みや腫れを経験した日数が平均30日間に上ることが判明。そこで今回、大容量規格を発売することとなった。
ペラックT錠は、1993年に発売を開始し、乾燥や季節の変わり目に起こる気温の変化など、様々な原因で起こる喉の痛みや腫れを飲んで治す治療薬として幅広く支持されている。
同社が医療用医薬品として創製した抗炎症成分「トラネキサム酸」を最大量となる750mg配合。症状のもととなるプラスミンの働きを抑えて炎症を鎮める効果がある。
5月には、98年以来22年ぶりとなるテレビCMの放映も予定している。税抜きメーカー希望小売価格は2800円。