日本医師会の横倉義武会長は20日の記者会見で、毎年薬価改定に向けた今年の薬価調査の実施について、「今の時期に行うべきかどうかは極めて慎重に考えるべき」と述べた。新型コロナウイルス感染症が医療機関や医薬品業界全般に負担を与えている現状を踏まえ、配慮を求めたもの。
2018年度の薬価制度抜本改革では、毎年の薬価改定実施に向け、市場実勢価格の推移や医療機関・薬局への影響などを把握した上で、20年中に具体的な対象品目の範囲を設定することとしている。
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