全国薬科大学・薬学部の2020年度の大学院進学者について、大学院を設置している66校のうち独自体制の一部大学を除き、6年制学科に続く4年制博士課程の定員数302人に対し進学者は242人と定員の8割にとどまったことが、本紙の調査で明らかになった。昨年度は全体でほぼ定員を確保していたが、今年度は定員割れとなった。各大学の状況を見ても、依然として約6割に上る38校で定員数を下回っており、そのうち9校では進学者がいなかった。
6年制学科に続く4年制博士課程の進学状況について、回答が得られた大学では、独自体制による千葉大、広島大など除く62校で定員数を割り込んだのは38校と、前年度と同様全体の約6割に達した。
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