東京都薬剤師会の永田泰造会長は12日の定例会見で、ポリファーマシーや相互作用の防止を目的とした東京都からの委託事業「重複多剤服薬管理指導事業」に取り組む考えを示した。地域医師会、薬剤師会と健康保険協会が連携して取り組む「広島モデル」を参考に、同事業のモデルには荒川区を選定。最初の取り組みとして残薬バック40万個を作成し、多剤投与や残薬の疑いのある65歳以上の国保加入者を中心に都内全域に配布していく方針である。
広島モデルは、広島市が市内3医師会、4薬剤師会、全国健康保険協会広島支部と連携してポリファーマシーや相互作用の防止、残薬調整などを行う市独自の事業モデルである。
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