大阪府薬務課は、昨年度の後発品安心使用促進事業で作成した「ジェネリック医薬品等使用実績リスト」の公開を、6月6日から府ホームページ上でスタートさせた。国民健康保険、後期高齢者医療の府内の調剤レセプトデータ(2019年1~12月)をもとに8医療圏別に作成したもので、将来的な地域フォーミュラリー作成に向けた基礎情報になるものと見据えている。後発品の使用実績をリスト化して公開する取り組みは全国でも珍しい。
14日の定例記者会見で明らかにした。リストは、▽医薬品名▽メーカー名▽一般名処方の標準的な記載▽薬価▽数量▽使用率▽薬価基準掲載医薬品コード▽薬効分類コード――をそれぞれ記載。
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