
ニュージーランド・ブラックカラント組合(NZBC)は、23日に森下仁丹がニュージーランドカシスを使用した機能性表示食品「ヘルスエイドカシスアイ」を新発売すると発表した。カシスアントシアニンを機能性関与成分とする機能性表示食品が販売されるのは日本で初めて。
ヘルスエイドカシスアイは、高品質なニュージーランドカシスを原材料に使用したアイケアサプリ。森下仁丹が2019年11月に機能性表示食品の届出を申請し、受領された。
NZBCは「これまでアイケア向けベリー類といえば、日本ではブルーベリーをイメージする消費者が多く、それに比べてカシスの機能性はあまり知られていなかった」と指摘する。
実際、ニュージーランド産カシスは他のベリー類には含まれない独自のアントシアニンを豊富に含んでおり、アイケアへのメリットを実証する学術論文や研究成果が多く発表されているという。
こうした中、森下仁丹はカシスの機能性を前面に押し出したこれまでにないヘルスクレームで、日本初のカシスアントシアニンを機能性関与成分とした製品開発に着手。今回、ヘルスエイドカシスアイの完成にこぎ着けた。
NZBCは、「カシスアントシアニンの夕方、夜間の見る力を助ける機能は、かつてのアイケアサプリにはない機能であり、ピント調節機能の低下を和らげる働きに、目の周りの血流量を増やすという作用メカニズムを追加で表現したことで、これまでのスタンダードを覆すアイケアサプリメントとなっている」と強調した。