富士経済は、皮膚治療薬や育毛剤などの一般用医薬品の国内市場を調査した結果を、「2020一般用医薬品データブックNo.2」にまとめた。また、同データブックNo.1にまとめた9カテゴリー40品目の市場調査結果を加えた一般用医薬品の全体市場やリスク分類別市場、スイッチOTC市場の分析結果についても紹介した。それによると、2020年の国内一般用医薬品市場は6649億円と、19年と比べて縮小するとの見込みを示した。
調査結果の概要によると、国内一般用医薬品市場は19年の6696億円に対して、20年が6649億円で0.7%の減少と見込んだ。19年市場は18年に引き続き、0.8%増とわずかに拡大したが、20年は市場の縮小を予想した。新型コロナウイルス感染症の影響によるインバウンド需要の減少などを要因として挙げている。
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