佐藤製薬は、外用消炎鎮痛薬「サロメチールジクロシリーズ」から、つらい痛みに浸透して効く「サロメチールジクロα」と「サロメチールジクロLα」(いずれも第2類医薬品)を新発売した。消炎鎮痛成分のジクロフェナクナトリウムについて、OTC医薬品で最大濃度を配合したテープ剤となる。
「サロメチールジクロα」と「サロメチールジクロLα」は、有効成分が肩こり・腰痛・関節痛・筋肉痛などのつらい痛みに素早く浸透して優れた効果を表す。有効成分である非ステロイド系消炎鎮痛成分のジクロフェナクナトリウムをOTC医薬品最大濃度の2.0%配合し、24時間効き目が持続する。
さらに、L-メントールを3.5%配合。貼った部分から心地良い清涼感が広がる。また、高い粘着性と復元性を持ち、伸縮性に優れることから、関節等の可動部にもしっかりとフィットし、1日1回でも効果が持続。貼りやすさを考慮した3分割フィルムで、ラミジップ付きの中袋は再封性にも優れている。
肩こり・筋肉痛などの長く止めたい痛みには、関節周りにも貼りやすいレギュラーサイズの「サロメチールジクロα」、腰痛などの広い範囲の痛みには、ラージサイズの「サロメチールジクロLα」が適している。
価格(税抜き)は、「サロメチールジクロα」の7枚入りが1000円、14枚入りが1700円、21枚入りが2400円、「サロメチールジクロLα」が7枚入りで1650円。
同シリーズには、今回の新製品のほかに、ローション剤の「サロメチールジクロローション」「サロメチールジクロクールローション」やゲル剤の「サロメチールジクロゲル」をラインナップ。生活者のニーズに合わせて製品を選択することができる。
同社は、長く止めたい痛みや広範囲の痛みにテープ剤、首・肩こり痛など見えやすい部位の痛みにはローション剤、特に痛みが強い関節痛や腱鞘炎などにはゲル剤と、サロメチールジクロシリーズの部位ごとの使い分けを訴求し、生活者の全身の痛みに対応していく考え。