ツルハホールディングスとロート製薬子会社のエムジーファーマ、日糧製パンは、日本初となる機能性表示食品のあんぱんを共同で開発し、北海道と青森、秋田、岩手の北東北3県の食品を扱うツルハドラッグで発売した。
商品名は「北海道産小麦のつぶあんぱん」。原材料に北海道産の小麦と小豆を用い、食後の中性脂肪の上昇を抑えるエムジーファーマのオリジナル素材「グロビンペプチド」を配合した。
食品分野で消費者の健康支援を検討していたツルハが、取引関係にあったエムジーファーマと協力して食品開発をスタート。手軽なパンが生活に取り入れられやすいと考え、北海道地盤で製パン大手の日糧製パンの協力を受けて商品発売に至った。
発売地域の北海道と北東北3県では、肥満度を示すBMIの値が男女共に全国平均以上となっている。内臓周辺の中性脂肪の蓄積は生活習慣病の原因でもある内臓脂肪型肥満を引き起こすため、予防や対策が重要とされている。