武田薬品は8日、欧州とカナダで販売する一部の医療用医薬品を、独ケプラファームに譲渡すると発表した。一時金として、約5億6200万ドル(595億円)を受領する。
武田は、シャイアーの買収に伴う負債の返済を目的に、非重点(ノンコア)領域と位置づけるビジネスで合計100億ドル分の事業譲渡を計画しており、8月もOTC医薬品事業を手がける子会社「武田コンシューマーヘルスケア」(TCHC)を米ブラックストーンに2420億円で譲渡することを発表したばかり。TCHCの譲渡で計画を達成する見通しだったが、今回さらに事業譲渡を決定した。
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