日本在宅薬学会学術大会のライブ配信シンポジウムが9月25日にウェブ上で開かれ、薬剤師と非薬剤師が連携して業務を行う上でのポイントが示された。各演者は、共通の意識を持ち患者を支える医療人の一員として非薬剤師を育成することが重要で、非薬剤師は単に作業を代替する事務員ではないと強調した。薬剤師と連携しながら幅広い業務を担うことによって、対人業務の充実が可能になると語った。
改正薬機法の施行に伴い今年9月から服薬期間中のフォローアップが義務化されるなど、対物業務から対人業務へのシフトが薬剤師に求められている。対人業務に費やす薬剤師のマンパワーを生み出すには、非薬剤師と連携して業務を行う体制を構築することが重要で、昨年4月2日に厚生労働省から発出された通知「調剤業務のあり方について」(いわゆる0402通知)では、非薬剤師を活用する上で必要な体制や考え方が示された。
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