武庫川女子大学は2日、新型コロナウイルスのPCR検査センターを西宮市にある薬学部校舎内に設置した。同大学の学生を対象に安価で迅速な検査を実施する。今月中旬をメドに試験稼働を始め、来年1月から本格稼働する見通し。実習先から学生の感染を不安視して実習が延期されるケースなどがあったため、大学として対応することを決めた。既に薬系大学では、昭和大学などがPCRセンターを設置し、学生の検査にも対応している。
同センターの広さは約265m2で、検体採取用の2部屋と検査用の1部屋を設置。薬学部が研究用に持つリアルタイムPCR装置1台を導入し、薬学部の教員ら5人で検査する体制を整える。
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