ズーは、調剤薬局向けPOSレジシステム「ジーポスジャスト」をベースに、QRコード決済対応のセミセルフレジの販売を開始した。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、感染防止策として薬局、患者が安心して会計ができる仕組みが求められている。厚生労働省からも感染拡大防止対策に補助金が出ている中、冬になるにつれて季節性インフルエンザにも警戒が強まっている。
ズーは緊急対応として、現金決済、クレジット決済に加え、各種QRコード決済(PayPay、LINEPay、メルペイ、auPay、d払い、WeChatPay、AliPay)にも対応した調剤薬局専用のセミセルフレジを実現した。
セミセルフレジの概要を見ると、バーコード読み取りを薬局のスタッフが行い、現金決済の場合は患者自身が支払い操作を行うことで、会計時の接触を減らすことができる。また、決済方法に応じてディスプレイに決済の手順が分かりやすく表示されるため、慣れない患者も安心して使うことができる。
従来のカード決済端末との連動を強化し、QRコード決済への対応を行っており、幅広いキャッシュレス決済が可能となっているほか、医薬品データベース標準搭載のため、患者側のディスプレイを用いたOTC医薬品の情報提供やアンケートが非接触で行うことができる。
既に、ズーから自動釣銭を導入済みの場合は、自動釣銭機を患者に向けて再設置して利用することができる。
価格は、フルセットが124万円から、ジーポスジャスト導入済みの場合が67万円から、ジーポスジャストと自動釣銭機導入済みの場合が10万円からとなっている。