共和クリティケアは、1日付で新社長に村中昭弘氏が就任したと発表した。前社長の河田聡史氏は非常勤の取締役に就いた。
同社は、7月に複数のソフトバッグ製剤の製造工程で不適切な環境モニタリング試験を行っていたことが発覚し、製品の自主回収を行っていた。
今回のトップ人事は、これまで非常勤だった取締役の体制を常勤体制に変更し、監督体制を強化するために行われたもの。取締役も2人から4人体制に変更した。
村中氏は、1962年4月27日生まれの58歳。1985年に大協石油(現コスモ石油)に入社後、ネオファーマジャパンの管理本部長などを歴任し、昨年共和クリティケアの取締役に就任していた。