京都大学SPH薬局情報グループ(リーダー:岡田浩氏)は、薬局薬剤師が緊急避妊薬を販売する上で必要な知識を習得できる教育資材を作成した。専門医がレクチャーする約10分間の動画と販売時に必要事項を確認する質問票、購入者向け配布資料の3点を、同グループのウェブサイト(https://www.kyoto-sph-pharmacy.com/ec-news)で公開している。
内閣府の専門調査会が10月に発表した基本的な考え方を受け、薬局で緊急避妊薬を処方箋なしで販売できる気運が高まっているが、一部の産婦人科医からはSNS上で否定的な意見が示されるなど、賛否両論が存在する。同グループは、「否定的な動きが強まり、薬局での販売が実現に至らなければ、最終的に不利益を被るのは国民」と判断。薬局薬剤師が必要な知識を習得できるよう資材を作成した。
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