公正取引委員会は9日、地域医療機能推進機構(JCHO)が発注する医薬品の入札における独占禁止法違反容疑で、医薬品卸のアルフレッサ、スズケン、東邦薬品の3社と、入札と価格交渉に従事していた3社の7人を刑事告発した。今後、裁判判決、行政処分などが決定された場合の卸業界、医薬品流通における影響が注目される。
同日、アルフレッサホールディングス、スズケン、東邦ホールディングスの3社は告発事実を発表し、この事態を遺憾として得意先、取引先、株主など関係者に多大な迷惑と心配をかけたことを謝罪すると共に、コンプライアンス遵守の徹底を図り信頼回復に努めていくとした。
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