神奈川県保険医協会は、ポリファーマシーに関する医師、薬剤師の意識調査の結果を公表し、学会ガイドラインや厚生労働省の指針を実際に活用している割合が1割未満との実態が明らかになった。薬剤師の9割が減薬の提案を希望する一方、医師への気後れなどから実際に提案したのは半数にとどまる現状も浮き彫りとなった。
調査は2019年12月に実施し、会員医師563人、神奈川県薬剤師会の会員薬剤師1088人から回答を得たもの。
調査結果を見ると、日本老年医学会のガイドラインと厚労省の「高齢者の医薬品適正使用指針」について、医師の6割以上、薬剤師の7割以上が認知していた。
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