日本病院薬剤師会近畿学術大会が1月30、31の両日にオンラインで開かれ、緊急企画セッションでは、新型コロナウイルス感染症患者を受け入れている各病院の薬剤師が取り組み事例を報告した。
重症患者の管理に深く関わっていることや、看護師と連携した持参薬鑑別、動画を活用した服薬指導など工夫を凝らして業務に取り組んでいることが示された。患者が急増している第3波への対処を懸念する声もあった。
神戸市立医療センター中央市民病院薬剤部の田村亮氏は、重症患者に対する薬剤師の役割を紹介した。同院では、患者の受け入れ開始以降も個人防護具等の対策が必要なレッドゾーン内に立ち入り、薬剤供給や医師への処方設計提案などの業務を継続。
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