日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は1月29日、小林化工の経口抗真菌薬「イトラコナゾール錠」に睡眠導入剤が混入した問題で対応状況を報告した。1月26、27日に会員企業40社の総括製造販売責任者が参加した「総括製造販売責任者会議」を初開催し、医薬品の製造・品質管理をめぐる課題を共有した。会員各社に対しては承認書と医薬品の製造実態に齟齬がないか確認を要請し、点検方法については各社のバラツキをなくすため、今後の総責会議で統一化した方法を議論する考えだ。
小林化工の問題をめぐりGE薬協は、昨年12月11日付で後発品の適正な製造管理・品質管理の徹底を呼びかける通知を発出。同28日に発出した通知では会員各社が製造・品質管理で取った対応、今後の予定について報告するよう要請し、1月15日までに全社から報告を受けた。
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