米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は、米ヤンセンが開発中の新型コロナウイルス感染症単回投与ワクチン候補について、第III相試験「ENESEMBLE」の中間解析で全体の予防率が66%と主要評価項目を達成したと発表した。今後、米国での緊急使用許可(EUA)を今月上旬に申請する考え。承認後は直ちに製品を出荷できるとしている。
同試験は、18歳以上の成人4万3783人を対象に、中等症から重症の新型コロナウイルス感染症予防への同ワクチンの安全性・有効性を評価した無作為化二重盲検プラセボ対照試験。被験者のうち34%は60歳以上で、米国、中南米、南アフリカの8カ国で実施された。
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