新型コロナウイルスワクチンの接種を担う河野太郎行政改革担当相は2月24日に記者会見し、65歳以上の高齢者に対する接種を4月12日から開始する方針を示した。供給量が限定的なため、どの市町村に配分するかを都道府県が決め、全市町村に行き渡るのは26日以降となる。5月までは医療関係者の先行接種と並行して行う見通し。
河野氏は、現在進められている医療関係者の先行接種後に行う高齢者約3600万人の接種スケジュールを説明した。ワクチンは、現時点で米ファイザー製のものを予定している。具体的には、4月5日の週に各都道府県にワクチンを1~2回分、それぞれ1箱配送する。人口が多い東京都、神奈川県、大阪府は2箱とし、計100箱を届ける。
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