後発品の相次ぐ品質問題で、富山県から業務停止命令を受けた日医工の田村友一社長は3日、オンライン上で記者会見し、「行政処分を重く受け止める」として関係者に謝罪。富山第一工場で長年、不適切な製造が行われてきた背景について、「業容拡大の中で相次ぐ設備投資を行ってきたが、稼働までの間、現場に無理をさせすぎた。成長のスピードに品質管理体制、人材育成、教育のスピードが対応できていなかった」と述べた。
同社が業務停止命令を受けたのは、規格外試験結果となった製造ロットの不適正な救済措置、安定性試験と安定性モニタリングの不実施の二つが原因。
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