
日本薬剤師会は26日に通常総会を開き、2020年度会務・事業報告と決算を承認した。山本信夫会長は、調剤業務の外注や薬剤師の配置基準が規制改革推進会議で議論されたことについて、「効率化のために薬剤師の本質業務である調剤行為を外注することは本末転倒な議論。(業務の見直しや改善についての)議論が誤った方向に進まないよう関係方面に働きかける」と語った。
規制改革推進会議では、調剤業務の外部委託や薬剤師の配置基準の見直しに関するヒアリングが行われ、答申には盛り込まれなかったものの、一包化調剤の外注を可能とする規制緩和を求める議論が起こった。
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