厚生科学審議会と薬事・食品衛生審議会の合同会議は7月30日、アストラゼネカ製の新型コロナウイルス感染症ワクチンが臨時接種の対象となったことを踏まえ、新型コロナウイルス感染症ワクチンに対する副反応疑い報告基準に、接種後28日以内に発現した症状として「血小板減少症を伴う血栓症(血栓塞栓症も含む)」を追加することを了承した。
AZ製ワクチンをめぐっては、欧州でのワクチン接種者で極めて稀ではあるものの、自然発生率を超える血栓症関連事象の発生が報告されており、ワクチン接種との因果関係も妥当と結論づけられている。
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