日本薬剤師会は、厚生労働省の「薬剤師の資質向上に向けた研修に係る調査・検討事業(ICTを活用した業務等に係る薬剤師の資質向上)」の実施法人として採択を受け、今年度から薬剤師がICTに対応するための研修プログラムの試験的な運用を開始する。オンライン服薬指導などの研修プログラム・資材を策定し、e-ラーニング形式での研修環境を整備する方針。実施期間は来年3月末までで、今年度中にe-ラーニング形式での研修について試験運用を開始し、来年度から研修を実施していきたい考え。
21日付で各都道府県薬会長宛に協力依頼の通知を発出した。オンライン服薬指導や来年度中に運用が始まる電子処方箋の対応など薬剤師が患者に情報提供・収集する上でICTへの対応が喫緊の課題となる中、同事業では研修プログラムや資材(動画・理解度テスト)の検討や作成を行う。
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