
松本吉郎氏
日本医師会の松本吉郎常任理事(医療政策担当)は17日の定例会見で、財務省が示した2022年度予算編成に向けた社会保障改革の考え方のうち、既存医薬品の保険給付範囲の縮小などに反対する考えを示した。患者の疾病管理の質を懸念してリフィル処方の推進にも慎重な姿勢を見せ、薬価改定では、市場実勢価格の加重平均値に上乗せしている調整幅の引き下げに難色を示した。
会見で松本氏は、財務省が8日の財政制度等審議会財政制度分科会で示した、来年度予算編成に向けた社会保障改革の考え方について、日医の考えを説明。
* 全文閲覧には 薬事日報 電子版 » への申込みが必要です。